代表ご挨拶

「時代の流れや生活様式の変化に伴って事業内容を改革し、法人化を図りました」

1984年7月16日生まれ
広島県出身
趣味:車
2011年の法人化に伴い、『リライアンス中国』と改称し、事業内容や組織の改革も実現した。

代表取締役 池田 勝久

代表

仕事を任せる。褒めて育てる。

少数精鋭の技術集団『リライアンス中国』

現在、池田社長以下、6 〜7 名という少数精鋭で多くの工事に携わっている『リライアンス中国』。社長は「仕事はたくさんありますが、地元の若い人たちは皆、外に出て行ってしまうので、人材を募集してもなかなか人が集まらないんです」と語る。その中で頑張ってくれている従業員は会社にとっても、社長にとってもかけがえのない存在だ。

内装やリフォームは豊富な経験と高度な技術力が求められる仕事

社長自身も18 歳で表具・畳の仕事に携わるようになって以来、現場経験を重ねながら幅広い知識を習得し、技術に磨きをかけてきた。そんな社長の教育方針は、“相手を信頼して仕事を任せること”。
「私からは注意すべき点を伝える程度。後は私がやっていることを見て、言っていることを聞いて学んでくれればと思っています。そうして任せてみて、失敗しても最終的にフォローするのは私の仕事ですからね。人は任されたほうが成長しますし、任されたことができれば、褒められてまた成長できる」と社長。
従業員は随時募集中とのことで、技術を身に付けたい人、やる気がある人、仕事にやり甲斐を求めている人は是非一度問い合わせてみてほしい。

対談者 ダンカンさん (タレント)

「ご自身を『欲深い人間』だとおっしゃる池田社長ですが、いい車に乗りたいとか、人より良い生活を送りたいとか、そういった欲望があるからこそ人間らしいのだと思いますし、目標があるからこそ頑張ることができるのだと思いますね。それに、社長はご自身のことだけを考えるのではなく、従業員さんをとても大切にされている。それがきちっと皆さんに伝わっているから良いお仕事ができるのだと思いますし、信頼も寄せられるのだと思います」

ダンカン

対談による社長の考え

雑誌に掲載されました対談の様子をそのまま記載しています。

リライアンス─“信頼”を第一義として、内装・リフォームなど全ての工事を自社で完遂

2011年に設立された『リライアンス中国』は、内装・リフォーム・設備工事などを完全自社施工で手掛ける企業だ。元々は1935年に『鈴木表具店』の屋号で創業され、表具や畳の専門店として地域密着で信頼を蓄積してきた。時代の流れの中で生活様式も変化し、事業内容を変更して現在に至っている。本日はタレントのダンカン氏が、池田社長にお話を伺った。

はじめに、池田社長の歩みからお聞かせ下さい。

広島で生まれ育ち、高校を卒業してこの会社の前身である『鈴木表具店』に就職しました。当時はふすまや畳に携わるお店でしたが、正直なところ、特にこの業界に興味があったわけではないんですよ。生まれ育ったこの地元を離れるのが嫌で、自宅から通える会社で仕事をしたいと思ったのがきっかけです。

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では18歳で入社されてから、ずっとこちらで仕事を続けてこられたのですか。

はい。入社から現在までの約20年間、建設業界に携わっております。

ご創業からでは、何年ほどになるのでしょうか。

1935年の創業なので、もう80年以上になります。入社当時はまだ小さな個人商店でしたが、生活様式の変化に伴ってふすまや畳の需要が減ってきたこともあり、このまま経営を続けていくのは難しいと思うようになりました。そこで2011年、私が28歳の時に株式会社を立ち上げさせてもらい、そこから『イオングループ』さんの工事を受注するようになりました。

対談による社長の考え

大手企業から工事を受注するにはパイプと信用が必要ですよね。何かきっかけがあったのでしょうか。

元々イオンさんのお仕事には携わっていたのですが、孫請けの孫請けぐらいの立場だったんですよ。私も一職人として現場に入っていました。その中でイオンさんから直接お声をかけていただいたことがきっかけになりました。お声を掛けていただいた詳しい理由は定かではありませんが、妥協することなく懸命に仕事をする姿勢と、自慢の技術力を買っていただいたのかなとポジティブに考えています(笑)。

現場をご覧になっていた方が、この人なら仕事を任せられる、直接依頼しようと思われたのですね。

法人化されてからは順調ですか。
はい。お陰様で、順調に歩みを進めているところです。現在は様々な建設業も取得、その他技術的な資格を取得・所持し、あらゆる工事に対応しています。工事やメンテナンスにおいては、完全自社施工で完工時間の短縮やコスト削減を実現しており、お客様に喜ばれているんですよ。

対談による社長の考え

お仕事のエリアとしては、広島県内を中心にされているのでしょうか。

ええ。広島をはじめとする中国、四国がメインですが、静岡から鹿児島までを協力会社の元でカバーしており、遠方でも、弊社なら問題ないと思っていただける仕事をしています。また、私自身も現場に出ており、緊急対応の速さも自慢で、熊本地震からもう1年経ちましたが、地震発生から2日後には現地入りして対応してましたよ。

素晴らしいフットワークですね!社名にある「リライアンス」は、「信頼」という意味ですよね。

ええ。何よりも「信頼」を第一に、お客様には心からご満足いただける工事を提供していきたいという思いで命名しました。「中国」というのは中国地方全域をカバーするという意味です。

従業員さんとしてお勤めのころと、社長になられてからでは随分と変化もあったでしょう。

そうですね。学生時代から漠然といつかは社長になりたいという思いがあり、30歳までには実現したいと思っていました。しかし、いざ社長になると従業員とその家族の生活を背負っていくという責任がありますから、そのプレッシャーは大きいですね。従業員なら「辞めたい」と言うこともできますが、社長はそうはいかない。絶対に後には引けないので、前に進むしかないと覚悟を決めています。

そんな社長を支えている原動力は何ですか。

日頃から自身に言いきかせているのは、「自分はまだまだこんなものじゃない」という言葉ですね。元々欲深い人間なので、1つの目標が達成できれば次の目標という感じで、休むことなく常に上を目指してきました。

お仕事のやり甲斐はどんなところにありますか。

一つひとつの工程を経て、ものができあがっていくことが一番のやり甲斐ですね。だからこそ続けてこられたのだと思いますし、これからも続けていきたいと思えるんですよ。

お話も尽きませんが、最後にこれからの展望をお聞かせ下さい。

今は6〜7名の体制ですが、これからは各地域に営業所を増やして規模を拡充していきたいと考えております。その中で従業員1人あたりの負担を増やすのではなく、協力会社も含めて和気あいあいとした雰囲気を維持しながら、質を高めていくことができればと思っています。そうして最終的には従業員を今の倍ほどに増やして、年商10億円を目指したいですね。